Professional Mac OS X(2)
先日妻が寝てしまった後に、Undocumented Mac OS X 第1回/initを置き換えるlaunchdに目を通しました。
Professional Mac OS X (SOFTBANK MOOK)
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/03
- メディア: ムック
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先日PostfixとDovecotの設定を施した際にlaunchdの設定をしたのですが、このような秀逸な文書でその整合性を確認することが出来て、よかったです。
Dovecotをデーモンとしてlaunchdに追加した際に一番熟考したのは、Labelキーの値およびファイル名をどう名前付けるか、であったよう記憶しています。結局、org.xinetd.xinetd.plistを真似て、org.dovecot.dovecot.plistとしました。
上述のような素晴らしい書籍が発売されているので詳細は是非そちらを参照していただきたいとは思いますが、何らかの役に立つかもしれませんので、以下に私が設定したorg.dovecot.dovecot.plistを抜粋しておきます。
/System/Library/LaunchDaemons/org.dovecot.dovecot.plist: <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>Label</key> <string>org.dovecot.dovecot</string> <key>ProgramArguments</key> <array> <string>/usr/local/sbin/dovecot</string> </array> <key>OnDemand</key> <false/> </dict> </plist>
Tigerがリリースされた際にはAppleも大胆な改変を加えたな、と正直感じたのですが、今さらながらにその技術的な意味合いに少し触れられたように思います。
よい技術解説書に出会うと、視野が広がる思いがします。