Muse Installation with Cocoa Emacs

先日のエントリにてCocoa Emacsをインストールしました。

Cocoa Emacsではバンドルという形式が取られたため、site-lispのパスがドラスティックに変更され、Emacs Museが動作しなくなってしまいました。良い機会であるので、最新版のEmacs Museをインストールしてみました。


Emacs Museのポータル、Projects - Emacs Museの中段あたり、Obtaining the softwareからtarボールを入手します。現時点での最新は、muse-3.12.tar.gzであるようです。

Cocoa Emacsはバンドルという形式であるため、インストールされるパスは環境によって様々かと思います。ここでは環境変数EMACS_APP_PATHにEmacs.appディレクトリのパスが指定されているものとします。私の環境ではCocoa Emacsを~/Applications以下に格納しているため、EMACS_APP_PATHは以下のようになります。

> export EMACS_APP_PATH=~/Applications/Emacs.app


さて、Emacs Museをビルドしてみましょう。Cocoa Emacsの格納先の権限によって、sudoを用いる必要もあるでしょうか。

> tar zxvf muse-3.12.tar.gz
> cd muse-3.12
> make \
    EMACS=${EMACS_APP_PATH}/Contents/MacOS/Emacs \
    ELISPDIR=${EMACS_APP_PATH}/Contents/Resources/site-lisp \
    INFODIR=${EMACS_APP_PATH}/Contents/Resources/texi install

以上でEmacs Museのインストールは終了です。

まとめ

今回はCocoa EmacsEmacs Museをインストールをしました。.emacsを特に変更せずとも、期待通りの動作をしているようです。フォントが奇麗なせいか、日記を記述するのもなかなか快適です。