How My Mails are Managed on MacBook Pro(2)
先日記載した、MacBook Proで構築したメール環境に関するエントリを、id:river2470さんにはてなブックマークをしていただきました。
この環境はなかなかいいのかな?でもSpotlightは結局使えないのでは?
個人的にSpotlightを用いるのが稀であるため未検証でしたが、いい機会でしたので試してみました。
結果から先に言及すれば、Spotlightも使えています! 多分にIMAP4サーバからメッセージをpoll(?)する際に、Spotlightデータベースにもインデックスを追加しているのでしょう。私もIMAP4から参照しているメッセージ群はSpotlightの対象外ではないかと予想していたので、嬉しい誤算です。
話は変わって、本環境の使用感について。この日記を書いている段階のApple Mailのステータスは以下です。
Inbox (6602 messages, 6219 unread)
個人的に、階層をフラットにしてサーチもしくはSmart Mailboxを使った運用が好みなので、(削除済み以外の)メッセージ群はInboxに全て蓄えています。したがって、Maildirをスプールに指定したpostfix + dovecotの環境では、~/Maildir/cur以下に全て保存されていると予想することが出来ます。実際に、全てのファイルが収められていました。
> ls ~/Maildir/cur | wc -l 6602
実は、前回のエントリを記載したときは、既存のメッセージを一部のみ移行した段階であったため、メッセージ数が増えるにしたがってdovecotもしくはApple Mailの動作が散漫になるのではないか、と多少の不安を抱いていました。しかし、少なくともこの程度のメッセージ数であれば、Apple Mailを用いている際に速度の揺れ等を全く感じません*1。
スプールに蓄えているメッセージ数の6000件という値が一般的に多いのか少ないのかは分かりかねますが、少なくとも現時点では、恐ろしいくらい快適な環境です。
追記
メッセージを削除すると、Spotlightからも検索されなくなりました(ただし、多少のタイムラグあり)。