How My Mails are Managed on MacBook Pro
先日のエントリでも記載しましたが、Emacs + Wanderlustの環境を構築しました。
PowerBook G4での旧環境では、フロントエンドにEmacs + Wanderlust、バックエンドにfetchmailでのPOP3フェッチ + procmail + MHという環境を構築していましたが、Plaggerを用いてアグリゲートしたRSSを購読するのにApple Mailを用い、その使用感が気に入っていたため、環境を一新することにしました。
+---------------------------------+ | Apple Mail / Wanderlust | +---------------------------------+ ^ | | | V | +-------------+ | | dovecot | | +-------------+ | ^ | | | V V +-------------+ +-------------+ +-------------+ | Maildir | <-- | postfix | <-- | fetchmail | +-------------+ +-------------+ +-------------+ | ^ | | ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- | | V | +-------------+ +-------------+ | SMTP | | POP3 | +-------------+ +-------------+
- ローカルからのメールの送付は、postfix経由にてSMTPサーバーにリレーする
- POP3からのメールの受信はfetchmailによって定期的に行い、postfixにリレーしてMaildir形式でローカルに保存する
- MaildirからdovecotのIMAP4経由で、MUAからメールの受信および管理を行う
メールを書く際にはEmacs + Wanderlustの環境が快適なのでそれを維持したいのですが、最近はHTMLメールが送付されることが多く、またApple MailのSmart Mailboxやスパム判断機能がなかなか快適であり、なおかつその他の機能も充実しているため、メールの購読にはApple Mailを使いたいと思ったのが上記ダイアグラムのような構成にした動機です。
また、これは実際に環境を構築中に気付いたことなのですが、MacBook Proではトラックパッドで2本指を使うことによりポイント直下のエリアをスクロールすることが出来るため*1、操作上の快適さが飛躍的に上がっているように感じます。個人的には、マウスを操作するよりも圧倒的に便利に感じています。